【旭川】風呂釜洗浄・浴槽水に現れる細菌

毎日、使用する風呂に関して、皆様はどれくらいの細菌感染被害の知識があるでしょうか？多分、殆どの方は、全く知らないというのが現実だと思います。

そんな皆様に実際に一般家庭で行われた実験報告を引用して、ご説明したいと思います。

今回は、神奈川県衛生研究所で行われた家庭に於いてのレジオネラ菌に対する検査です。

レジオネラ菌に感染すると・・・

ポンティアック熱　⇒　吐き気や嫌悪感を感じ熱が出ます。症状が風邪に似ているので、もしかしたら知らずの内に感染している場合もあります。数日で自然治癒するので、病院に行く方も少ないのでは・・・という軽い症状です。

レジオネラ肺炎　⇒　こちらは重篤な症状で、最悪は、死に至る場合もあります。特に高齢者が被害にあっている状況です。

この様な、状態にならない為に、家庭に発生するレジオネラ菌の検出実験を説明致します。

上記の感染源のグラフで分かる様に、５２％も、感染源が分かっていないという原状です。厚生労働省の管轄で、浴用施設や商用の場では検査が義務化されているのが、一般家庭に関しては、一切、検査の対象になっていないので、被害状況が公に発表がされず、誰も危険視していないという状況かと思います。

レジオネラ菌が発生しやすい、家庭の水廻りを中心に検査を行っております。

上記検出結果によると、浴槽水をはじめ殆どの水廻りに発生しているという結果が出ている様です。

シャワー水や、蛇口の水は、出始めの水はあまり飲まない方が賢明です。残水に菌が発生しますので、それで回避は出来ます。

でも、お風呂は、そうはいきません・・・体ごと浸かりますし、お湯から発生する湯気から菌を吸込み感染症になってしまいます。

お風呂は、使用すると汚れます。お湯をリサイクルする追い焚きは、雑菌の温床になってしまいます。特に老人や小さなお子さんが抵抗力が低いので、細菌被害の影響を受けやすいので気を付けたいものです。また病中病後や妊婦さんも抵抗力が低くなるので、注意が必要となります。

雑菌の中には、大腸菌や黄色ブドウ球菌等も発生してしまうので、身近な病気にも感染してしまいますので、未然に被害を防ぐ為にも、追い焚き配管洗浄は必須となりますので考えてみてください。

汚れが溜まると、追い焚き自体も低下して、温まりが悪くなる事もあるので、普通に使用するにあたっても必要な洗浄となります。

こうなる前に・・・

安心して入浴できる環境を整えましょう！